斉藤祐美(さいとう ゆみ)1967年生まれ 神奈川県横浜市出身
結婚後、夫の出身地、福岡に移り住み、難病罹患後、糸島在住でアーティスト活動中。独学、自己流で『ヘンな絵』を描いている。糸島岐志で毎週日曜日、「ARTショップMOCOMOCO」をオープン、ワークショップも開催💕
会員紹介第一号です!
いきなりですが、あなたにとってパーキンソンとはなんですか?
パーキンソン病とは、共に生きる「同志」
「治す人生」だけが価値ではない。
病気があっても
・誰かを想うこと。
・小さな楽しみに気づく事。
発症したのはいつですか?
あれ、おかしいと、思ったきっかけなどお願いします。
2019年の夏、洗濯物を干していたら右手にチカラが入らず洗濯バサミを何度も落として違和感を感じました。
初めはなんだと思いましたか?
PDと診断されたら当然ショックを受けますよね、どんなことを考えて、どんなふうに受け入れていったか、聞かせてください。
かかりつけ医の主治医に右手指のチカラが入らないと相談したら主治医が一発で「神経から来てるかもしれないね。」と言って神経内科を紹介して下さいました。
私はラッキーでした。だいたいの人は診断が分からず整形外科や内科をたらい回しにされる人が多いのです。紹介された神経内科でも一発で「パーキンソン病かも知れないね。」と診断されました。
私の症状は絵を描く為の大事な右手を奪われました。
ぺんを持つ手に力が全く入らなくなり、右手がブルブルと震えだしたり、どうにもならない、絵を描くどころか、箸やスプーンも持てなくなりました。
絵を描いて人生を豊かにする、絵を描いて沢山の人に観て貰い自分自身の存在を世に残す。
それだけが全てだった私に神様は試練の壁をどんどん高くして行きました。
当然、精神にも異常を来たし毎日が鬱状態で、もうこの世に生きる価値を見出せないなら自ら人生を終わりにさせたい、、、と思う様になり、危険な精神状態にまで追い込まれていました。
本当に毎日、毎日がつらかった。 そんな暗黒の闇から抜け出せない日々でした。
そんな状態から少しずつでも抜け出すきっかけというか、心の変化はいつどうやって訪れましたか?
ある日の事、自宅の裏庭にたまたま眼をやると赤い薔薇が一輪咲いていました。季節としては開花時期を終えた頃だったのですが、台所の窓から、お辞儀をしてコチラを伺っているかの様に、かろうじて見えたのです。
そして、それが最後のワンチャンスでした。
生きるか?死ぬか?
最後の選択肢を「あがいてから死ぬ。」に付け加え、2023年にふるえを止めるFUS(収束超音波治療)と言うオペを行いました。
1年後、再発率30%に見事的中。
そして、最後の最後のあがきDBS(脳深部刺激治療)というオペ、2度に渡る外科治療を行い今に至ります。DBSで生まれ変わった右手。ペンを持っても震えない。チカラが入る。もう一度描ける。キセキが起きました。
震えが止まった日から救われた生命。「生きている」のでは無くて「生かされている」と気付きました。名もなき主婦の絵描きですが、私の作品を観て「一瞬でも誰かの心に灯をともすことができたのなら、、、」
それだけで私の生きる意味があるのです。
歩みは遅くとも、確実に未来へ向かっている私はパーキンソンアーティストとして命ある限り、芸術活動に捧げたいと思います。
あぁ!だから、ゆみさんの絵の中に薔薇がえがかれてるんですね、、、
パーキンソンと診断されて間もない仲間、心に不安を抱えるまだ見ぬ方々に、過去の自分を振り返って、こうすればよかった!ということや、アドバイスがあれば教えてください。
焦らない
慌てない
諦めない
ですね。
私も今になって言える言葉であって、当初は鬱でしたが、主治医は処方箋は出してくれるけど、クスリ飲むのは自分なんです。主治医は飲まない。
だから慌てないでいろいろ自分でパーキンソン病のリハビリやお薬、症状のこと、勉強して主治医任せにならない様にして欲しいです。
医師とのコミュニケーションがいまいちならセカンドオピニオンも全然アリだと思います。
本当ですよね,沁み入ります。
最後にゆみさんのライフワーク、皆さんへのメッセージがあれば思いっきり語ってください‼️
パーキンソン病になったからといって、どうか好きなことを諦めないでください。
できる範囲で大丈夫。
病気を経験した私たちだからこそ、夢や表現は、以前よりも深く、強く育つものだと感じています。
それは、きっと神さまから与えられた “使命” のようなものなのかもしれません。

私はARTセラピストの資格を持ち、同じ病気を抱える仲間とともに、心の内側をARTで自由に表現する時間をつくりたいと思っています。








そこで、パーキンソン病のアーティストとして一緒に活動したい仲間を募集します❗️
写真・絵画・手芸など、ジャンルは問いません。
「好きこそ物の上手なれ」で趣味として楽しんでいる方も、お仕事として活動されているプロの方も、とにかくARTが好きな方なら大歓迎です。
パーキンソン病を経験したからこそ、前向きに表現し続ける“PDアーティスト” として一緒に活動しませんか❓❓
毎月 第2・第4木曜日の13:00〜14:30、
障がい者スポーツセンター(さんさんプラザ2階)にて、小さなART教室を開催したいと考えています。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
yumi0501@mac.com