2026年10月 PDダンスカフェ in 福岡 開催報告

マニシアさんの指導でPDダンスを体験する様子

10月24日、福岡市市民福祉プラザ ふくふくホールで「PDダンスカフェ in 福岡」を開きました。友の会 福岡県支部と一般社団法人パラカダンスの共同主催、椅子に座ったままでも参加できるダンス企画です。会は、友の会顧問で福岡大学名誉教授の坪井義夫先生による、心のこもったレクチャーから始まりました。パーキンソン病の治療を地域でどう支えていくか——その言葉の端々に、長く患者さんと向き合ってこられた先生の思いがにじんでいました。

坪井義夫教授によるレクチャー

このイベントには、毎月開催される月イチPDダンスの常連さんも参加されていました。シンプルで踊りやすく楽しいPDダンスのファンは多く、おそろいの「笑って踊ろう」Tシャツを着た人達もいました。顔なじみ同士が声をかけ合う様子は、もうひとつのチームができあがっていくような、そんな空気がありました。

「笑って踊ろう」Tシャツを着て輪になって座る参加者

椅子を輪にして座り、マニシアさんの進行でダンスタイムが始まります。激しい動きではありません。それでも、手足を伸ばし、隣の人と呼吸を合わせるうちに、全身がじんわりと温まっていきます。マニシアさんは、ひとりひとりの心と体を、少しずつ解きほぐしていくようでした。終わるころには、こわばっていた動きがやわらぎ、踊り始める前より軽やかに体を動かせるようになっている方も、何人も見られました。

マニシアさんの指導でPDダンスを体験する様子
笑顔で体を動かす参加者とスタッフ

最後は、本人と家族、それぞれのグループに分かれての交流・相談タイム。坪井先生と看護師の山本澄子さんも加わり、ふだんはなかなか口にできない思いを、ようやく言葉にできた方もいたのではないかと思います。心の中に溜めていたものを少しずつ解き放つように、会場のあちこちで話の輪が広がっていました。

交流・相談タイムで話し込む参加者

会が終わるころには、参加者の表情はすっかりやわらぎ、笑顔に変わっていました。体を動かす楽しさと、心を開いて話せる安心感。その両方を一度に味わえた一日でした。次回の開催もお楽しみに。

月イチPDダンスの開催はこちらでご確認いただけます。https://pddance.jp/

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